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高校向け協賛プログラムに関するガイドライン

保護者・学校関係者・監督(顧問)の皆さまへ

本ページは、高校生の部活動を対象とした協賛プログラムの運用に関し、弊社(株式会社Attack on)における安全管理方針・審査基準・運用手順をまとめたものです。

学校規程や保護者の皆さまのご懸念に正面から向き合い、「学業・部活動の継続を最優先」としつつ、活動費支援の機会を安心してご活用いただけるよう設計しています。

(1) 基本方針(4原則)

  1. 未成年配慮の原則
    部が所属する高等機関の認可を取得した上で、生徒ではなく部活の監督・顧問の方が登録を行います。
  2. 教育優先の原則
    学業・部活動・学校行事の妨げになると弊社が判断する協賛は、お受けしません。
  3. 透明性・同意の原則
    協賛に関する内容、成果条件、報酬の額及び支払方法等について、書面又は電磁的方法により、同意を取得します。
  4. 安全第一の原則
    未成年に不適切な商材や過度な金銭誘引・身体的/心理的負荷のある案件は、取り扱いません。

(2) 対象と役割

協賛プログラムの関係者とそれぞれの役割は以下のとおりです。

  • 学校/顧問(監督)
    校内規程の確認・参加可否判断・最終同意・当日の監督(必要時)。
  • 生徒
    部活内の案件実施。ただし、任意参加とし、参加の場合は個別同意を取得。
  • 弊社(Attack on)
    企業審査、案件審査、契約管理、各種説明、実施運営・安全管理、成果計測、協賛金の分配・報告。
  • 企業(協賛主)
    協賛案件の依頼安全配慮遵守・成果条件の明示・測定根拠の提示。

(3) 取り扱い領域

3-1 主に取扱う案件領域

  • アンケート回答/資料請求
  • 会員登録・アプリインストール
  • サンプリング/モニター提供(食品はアレルギー表示、試供後の回収/廃棄ルールを明示したものに限ります。)
  • イベント参加

3-2 取扱い不可となる案件例

  • アルコール、タバコ、VAPEに関する案件
  • ギャンブル・投資・暗号資産に関する案件
  • 援助交際・売春・買春その他わいせつな行為・出会い系サイトに関する案件
  • 宗教・政治活動勧誘に関する案件
  • 高額ローン・与信商品・マルチ商法・転売助長に関する案件
  • 美容医療等の高額商品に関する案件
  • 危険行為を誘発する、または過度の身体的負荷を要する案件
  • 学校規程や地域の青少年保護育成条例に抵触する案件

(4) 案件の審査プロセス

弊社が取り扱う案件は、二重審査(企業審査+案件審査)によりで安全性と適合性を確保します。

  1. 企業審査
    • 反社会的勢力チェック、行政処分歴・炎上歴の確認
    • 主要役員・資本関係・事業実態の確認
    • プライバシーポリシー/情報セキュリティ体制の有無
  2. 案件審査
    • 目的・対象年齢・関与作業・所要時間・報酬/協賛金の妥当性
    • 景品表示法・薬機法等の法令適合性
    • 表現(写真・コピー)・投稿依頼の有無と条件
    • リスク評価(身体・心理・レピュテーション)
  3. 学校適合性チェック
    • 校内規程との整合性チェック、顧問・学校担当者の承認取得
  4. 書面化
    • 依頼内容、禁止事項、成果計測、個人情報取扱い、支払条件等の主要な事項について契約・覚書で明文化

(5) 案件参加に関する同意と説明の流れ

  1. 事前説明資料の提供(A4/1~2枚の概要資料+詳細版)
    • 目的/実施内容/所要時間/成果条件/協賛金の扱い/個人情報
  2. 同意取得(3点セット)
    • 学校/部活顧問同意(必須)
    • 保護者同意(必須:電子同意可、本人確認付き)
    • 生徒本人同意(任意参加である旨を明記)
  3. 個人情報の最小化
    • 収集は最小限(例:学年・所属・人数ベース)とし、生徒氏名の提供を不要化できる設計を優先します。
  4. 実施当日の運用
    • 校内での参加・オンライン参加(いずれも顧問同席または学校管理下を基本)を原則とします。また、集合・解散時の安全配慮に努めます。
  5. 後日報告
    • 実施記録・成果の根拠・協賛金の明細・振替/返金ルールの説明

(6) 個人情報・情報セキュリティ

  • 弊社は、協賛プログラムの運営に必要な最小限の情報を取得するにとどめます。
  • 生徒の氏名・連絡先の第三者提供は原則行いません。必要がある場合は、生徒および保護者の個別同意がある場合に限り行います。
  • 弊社は、別途定める当社のプライバシーポリシー(https://attackon.jp/privacy-policy/)に従い、適切な情報の取扱いおよび保護に努めます。

(7) 実施設計(安全運用ルール)

  • 拘束時間の上限:1回あたり30–45分程度を目安とします。
  • 実施時期の制限:学校の試験期間・部の参加する大会直前は依頼不可とします。
  • 場所/形式:校内・オンライン中心。外部移動が必要な場合は顧問同席と交通手段の安全確認を必須とします。
  • 撮影・肖像:顔出し撮影は学校・保護者・生徒の三者同意を必要とします。また、匿名・後ろ姿・手元のみなど代替案を優先して対応します。。
  • SNS投稿:強制しません。投稿依頼がある場合は、匿名化・公開範囲の制限・年齢非公開など、学校の広報方針に従い顧問承認を前提とします。
  • 物品提供:アレルギー表記、賞味期限、回収/廃棄ルールを明示した物品に限り、高額物品の個人付与は禁止とします(学校管理資産化を原則とします。)。
  • 言動基準:企業担当者とのDM等による個人的・直接的なやり取り禁止、連絡は顧問・弊社窓口を経由して行います。また、企業担当者と対面する際は複数名での対応を徹底します。
  • 報酬・協賛金:生徒個人への現金の手渡しを禁止し、原則学校・部の口座への振込みにより受領します。
  • 成果条件・金銭の流れ

(8) 成果条件・金銭の流れ

  • 成果条件の明示:アンケート設問数、回答要件、無効条件、検収期日等、成果条件の明示を必要とします。
  • 計測方法:専用リンク・ID・配布リスト・第三者ログを組み合わせて監査可能な根拠を保全します。
  • 協賛金の受領先:学校/部活口座(または後援会)。生徒個人への配当は不可となります。
  • 使途:部費・大会遠征・備品購入など教育的目的に限定します。

(9) 監督・苦情対応・緊急時の手順

  • 苦情・相談窓口:弊社の専用フォーム/メール/電話から窓口を常設します。学校・保護者からの通報は最優先で即時対応します。
  • 停止権限:学校・保護者・弊社のいずれかが安全上の懸念を認めた場合、協賛プログラムへの参加を即停止できます。
  • エスカレーション:万が一何らかのトラブルが生じた場合、以下のフローで即時対応を行います。

発覚 → 事実確認(24h目安)→ 是正措置/再発防止策の検討 → 学校・保護者へ書面報告。

  • 事故・体調不良:校内の救護体制・連絡網に従い学校主導で対応することとし、弊社は保護者連絡と企業への中止判断を即時実施します。
  • 記録保全:当日の進行・参加者数・トラブル有無を弊社にて所定の期間保管します。

(10) 学校・顧問向けチェックリスト

実施前

  • ☐ 校内規程と整合している
  •  ☐顧問・学校管理職の承認済み
  • ☐保護者同意の取得済み
  •  ☐内容・拘束時間・持ち物・服装の生徒への周知
  •  ☐撮影・投稿の有無と同意範囲を確認
  •  ☐連絡先(顧問/弊社窓口)の確認

実施当日

  •  ☐生徒の参加は任意で、途中離脱も可能
  •  ☐体調不良時の連絡手順を共有
  • ☐ 危険物・高所・長距離移動などがない
  •  ☐企業担当は複数名対応・身分証明可能

(11) よくあるご質問(FAQ)

Q1. 個人情報は企業に渡りますか?
A. 原則渡しません。どうしても必要な場合は個別同意の取得を前提とし、利用目的の限定、保管期間の明示、学校管理下での提供を条件とします。

Q2. 協賛金は誰が受け取るのですか?
A. 学校・部活口座で受領し、教育目的にのみ使用します。生徒個人への現金配布は不可となります。

Q3. 広告として不適切な内容は?
A. アルコール・ギャンブル等、未成年に不適切なカテゴリは取り扱いません。生徒の安全を最優先して判断します。


(12) 連絡先(苦情・安全相談/学校専用)

※上記はページ公開時点の窓口例です。実運用の連絡先・受付時間を明記し、変更時はページ上でお知らせします。

(13) 改訂と監査

  • 本ガイドは定期的に見直し、学校・保護者・生徒からのフィードバックを反映します。
  • 重大クレーム・インシデント発生時は第三者視点のレビューを実施し、再発防止策とともに学校へ書面で共有します。

最後に

私たちは、高校生の学びと成長の場を守ることを第一に、協賛という形での活動費支援を「安全・透明・教育的」に提供します。ご不安やご要望は、些細なことでも遠慮なくお寄せください。皆さまと共に安全な仕組みを育ててまいります。

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